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札幌アップル発:婦人科医師のお話を

平成15年、札幌駅北口前の札幌エルプラザに開業しました。不妊治療をはじめ、思春期~更年期までの女性のサポート役としての産婦人科医師を目指しています。日々の婦人科診療の中で気がついたことや気軽な話題など書いてみたいと思います。

ピルに対しては、どのようなイメージを持たれていますか?


ピル のコピー
ピルには、生理周期をコントロールする女性ホルモンが含まれています。
排卵を抑制することで妊娠を防ぎます。
ピルは1日1錠 毎日飲みます

ピル→ホルモン→副作用と考え、まったく聞く耳を持たない方もいますが、正しい知識を持たれてから判断していただいたらといつも感じています。





飲み始めには、軽い吐き気、頭痛、不正出血などがみられることがあります。
この時点で、飲めない方は、100人に1人いるかいないか程度です。

タバコとの併用は勧められませんので、タバコの代わりにピルはいかがでしょうか。
ピル一ヶ月分、一サイクルが2300円ですので、タバコ代よりは安くすむはずですし、なんと言っても健康にいい

「ピルを飲むと太りますか?」とよく聞かれます。
ピルを飲むと太るというのは過去に使用されたホルモン量が多いピルの時のことで現在使用されている低用量のピルで太ることはほとんどありません。太るという理由でおやめになった方は、アップルレディースクリニックでは一年間に一人いるかいないかといった頻度です。

ピルは、避妊の作用以外に様々なメリットがあります
生理周期が規則正しくなります。
生理量が減り貧血を防ぎます。
生理痛も軽くなります。
生理前の落ち込みやいらいらなどの精神症状などが改善されます。
子宮内膜症の進行にブレーキをかけることも期待出来ます。
ニキビや多毛症の改善にも役立ちます。
さらに卵巣ガン、子宮体ガンの予防につながります。しかも 50% もの予防効果です。

加えて、生理が来る日を簡単に変える事が可能です。
つらい試験、楽しい旅行などに生理が重ならないようにすることはすごいメリットだと思いませんか?

赤ちゃんが欲しくなったら、ピルの服用をやめれば3ヶ月以内に90%以上の確率で自然な排卵を回復します。

ピルは、服用する人の年齢や健康状態、ライフスタイルなどによりメリット、デメリットは異なります。婦人科の医師の立場からみますと、望まない妊娠や仕事や学業に支障をきたすほどの生理痛が多くの女性のからだと心に重い負担をかけてきた現実があります。ピルを知ることは、女性自身がからだと性を見つめ直すだけでなく、自身の「これから」の生き方を考えるよいきっかけになるのではないでしょうか。

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テーマ:快適健康ライフ - ジャンル:ヘルス・ダイエット