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札幌アップル発:婦人科医師のお話を

平成15年、札幌駅北口前の札幌エルプラザに開業しました。不妊治療をはじめ、思春期~更年期までの女性のサポート役としての産婦人科医師を目指しています。日々の婦人科診療の中で気がついたことや気軽な話題など書いてみたいと思います。

膣内に挿入して経血を溜めておける小さな容器、「月経カップ」。

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女性産婦人科医で月経を「野放し」にしている人は少ないということです。

ここは、男性医師にはわからないことなので宋美玄先生のコラムから。
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――先生は月経カップがまだあまり知られていない2年ほど前から、すでに使っていらっしゃいますが、女性医師の間ではスタンダードなものなのでしょうか?

そんなに標準的ではないと思いますよ。私も、同じく医師である妹がたまたま使っていて、「すごくいいよ」とすすめられたことをきっかけに知ったくらいですから。ただ、女性の産婦人科医は自分の月経に対して何かしら対策をしていると思いますよ。実際、まわりの産婦人科の女性医師に月経カップをすすめて回ってみたら、ほとんどの人が低用量ピルを飲んだり、避妊のためにミレーナ(後述で説明)を入れたりと、すでにコントロールしていました。産婦人科医で月経を「野放し」にしている人は少ないというわけです。

そんな中でも、ピルを飲めない授乳中や妊娠トライ中の女性たちがいて、彼女たちが試してくれたんですけど、みんな「快適!」と驚いていましたよ。

――やはり、快適なんですね。

めちゃくちゃラクですよ。まず、経血がナプキンから漏れるんじゃないか…と不安になることがない。しかも生理中の気になるジメジメ感がなく、においやかぶれの心配もありません。最長で12時間溜めておけるから、オペ中も「生理漏れてないかな」と余計なことを考えずに集中できる。初めて使った時は、「もっと早く出合いたかった!」と言う気持ちでした。

――痛くないんでしょうか? 寝ている間に漏れるかも、とも思ってしまいます。

カップはシリコンでできていて柔らかいので、痛くはありません。むにゅっと小さく潰して挿入します。あとは中で自然と開いてフィットしてくれます。最初は頑張って入れる感じですけど、2〜3回で慣れますよ。着けている間の違和感もありません。寝ている間も、私は漏れたことはないですね。でも、心配なら薄いナプキンを当てておくといいと思います。カップの上部に小さな穴が開いていて満杯になるとそこから経血が外に出るようになっているので、子宮のほうに逆流することもありません。

 ちなみに私が使っているのは、米国製のスクーンカップ。専用の日本語サイトもオープンして、以前より入手しやすくなりました。いくつかメーカーはありますが、コンセプトはほぼ同じです。

↑スクーンカップ 月経カップ(オーガニックコットンポーチつき)5,281円。

――中身を捨てるときはどうするんですか?

尻尾のような突起があるので、それを引っ張って取り出して、中身をトイレに捨てるだけ。戻す前に洗うのが理想ですけど、個室に蛇口が付いている公共のトイレって少ないですよね。なので、外出先ではデリケートゾーン用の拭き取りシートが役に立ちます。あとはカップを体の中に戻して、手を洗っておしまい。ゴミも出ないし、経血量が目で確認できるから体調もわかるし、経済的。いいことずくめです。

月経カップと拭き取りシート、そして薄めの布ナプキン。月経のわずらわしさから女性を開放するのは、この3つのアイテムです。私はこれを、女性のための「新・三種の神器」と呼んでいます
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だそうです。

月経カップの使い方  次をクリック

http://www.sckooncup.jp/?mode=f1

3匹いるよ
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air shiba
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