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札幌アップル発:婦人科医師のお話を

平成15年、札幌駅北口前の札幌エルプラザに開業しました。不妊治療をはじめ、思春期~更年期までの女性のサポート役としての産婦人科医師を目指しています。日々の婦人科診療の中で気がついたことや気軽な話題など書いてみたいと思います。

「暖かくなってきたのに汗をかかない」「寒くて冷房のかかっている部屋にいられない」季節の変わり目、何かいつもと違う感じはないだろうか。じつは甲状腺の病気によるかもしれない。

甲状腺機能は血液検査で簡単に調べることができます。もちろん、アップルでもやっています。
甲状腺ホルモン のコピー

更年期障害、うつ病などと間違えられることもあります。
症状2

橋本病は自分の体の一部である甲状腺を、異物とみなして攻撃する自己抗体を作り出してしまう免疫の病気。女性10人に1人にみられます。橋本病は、自己抗体を持っていても約9割の人は甲状腺ホルモンの量は不足しないために症状が現れません。そのために気がつかないことが多いのです。

一方、甲状腺機能亢進症の代表がバセドウ病です。新陳代謝が活発になりすぎるため、疲れやすさや動機、イライラ、不眠などの症状が現れます。

妊娠を希望する場合は、甲状腺の検査を勧めます。
血中の甲状腺ホルモン値が低いと、不妊や胎児の成長に影響もします。
甲状腺刺激ホルモンが高いほど流産率が高いという報告もあります。

また妊娠した場合の検査には甲状腺の血液検査は必ず含まれています。

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